


靴を脱ぎ廊下をちょっとだけ進むと、右手に浴場の入口が迎えます。貴重品や荷物は、廊下に置かれた簡易な無料ロッカーに入れることができます。
案内していただいた女性の方から、脱衣所の注意書きを読んで入るように言われました。脱衣所はコンパクト。壁には入浴に際しての注意書きなどが掲示されています。立ち寄り湯の方は40分以内という制限が設けられています。


引き戸を開けると浴室です。8畳間ほどの空間です。湯気は気にならないのですが、湿気が飽和状態のように満ちています。
窓を開けます。が、10cmほどしか開きません。天井を見回すと、換気扇がない。換気扇があったと思われる場所はふさがれていました。



浴槽には湯口から湯が飛び跳ねるように注がれ、浴槽内に設けられたジャグジーからは激しい勢いで湯が出てきます。
溢れた湯は波を打つように浴槽の淵を越えて去ります。手にすくうと、硫黄臭が届きます。肌はヌルツル感に包まれます。
ひとりっきりの浴室で、にんまりとした時間が流れます。




玄関入口の隣にはゆび湯、宿の北側には足湯が用意されています。


ゆび湯は無料(?)、足湯は200円とのことです。
□
原鶴温泉 旅館喜仙
朝倉市杷木志波30-1
0946(62)0047
アルカリ性単純温泉
44.6℃
ヘアーシャンプーあり 石鹸あり ドライヤーあり
内湯
480円
10:00~19:20
2014/3/15