立寄り湯をお願いする。案合された浴場には先客が3人、平日の午前中から人気だ。



脱衣所には木製の棚が並ぶ。それぞれに籠が置かれている。100円コインロッカーも備わる。壁には泉質に関する説明書きが貼られている。アルカリ性であること、炭酸成分や硫黄成分が含まれていること、温いことなどが書かれている。またそれらの利点についても述べられている。

浴場は湯気が満ちていた。先客の湯上り後に扉を開けたが、湯気はなかなか抜けてくれない。内湯に満たされる湯はやや温め、透明だ。湯口の湯を口に含んでみると、とろみと甘みを感じる。臭いはほとんど感じない。



透明のガラス戸の先には露天風呂が見える。冬の風が冷たかったが青空に誘われてみた。整った露天風呂からは筑後川の堤防や耳納山麓の稜線が見える。ご機嫌なロケーションだ。

浴槽に満たされる湯は内湯とは違った印象を受ける。身を沈めると肌はびっしりと泡に包まれる。炭酸成分のなせる現象のようだ。包まれるような感覚さえ覚える。温めの湯は長い時間を楽しめる。湯離れの肌はしっとり感を保持する。嬉しくなってしまう泉質だ。



折からの冬風は冷たかったが、極上の湯が注がれる露天風呂は秀逸であった。
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原鶴温泉 延命館
朝倉市杷木志波15-2
0946(62)1133 HP
アルカリ性単純温泉
39.4℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天
500円
9:30~21:00
駐車場:あり
2017/12/13